”セカイと学ぼう。市民のための防災会議へ!”
4日間にわたる「市民防災世界会議」の集大成。国際ゲストによる対談、メインシンポジウム、東北各地のパフォーマンスなど盛りだくさんの内容です。お楽しみに!
総合司会/MC 石川牧子(前日テレ学院学院長/元日本テレビアナウンサー)
プログラム
13:00:オープニングパフォーマンス「伊達の黒船太鼓」
13:50:国際ゲスト対談
14:20:パフォーマンス「臼澤鹿子踊」
14:40:メインシンポジウム
16:00:パフォーマンス「アート・インクルージョン」
16:15:東北の若者によるスピーチ
16:25:市民防災世界宣言
国際ゲスト対談 「ポスト兵庫行動枠組と、これからの市民防災」
第3回国連防災世界会議では、世界で唯一の国際防災指針「兵庫行動枠組(HFA)」の後継枠組が策定されます。ますます災害リスクが高まるなか、国や自治体だけでなく、私たちも積極的に市民防災に活用していくことが必要です。国連防災世界会議NGO公式開催パートナーとして活動してきた各団体代表によるメッセージの発信。
○登壇者
マーカス・オクスレイ 地球市民社会のための防災ネットワーク(GNDR)代表
マヌー・グプタ アジア防災・災害救援ネットワーク(ADRRN)代表
堂本 暁子 JCC2015共同代表/男女共同参画と災害・復興ネットワーク代表/元千葉県知事
メインシンポジウム 「ボランティア元年から20年〜地域と人がつくるレジリエンス〜」
阪神・淡路大震災から20年。日本は町内会や消防団などの地域住民による「共助」に加え、災害ボランティアという市民防災システムを目指してきました。アメリカでも、同じように昔からの「共助」と新しいボランティアの仕組みを融合させる挑戦が進んでいます。一方、貧困といった生活課題と隣り合わせの途上国には、大規模災害だけでなく「日常災害」でも大きな被害に見舞われることから、先進国とは違った「共助」があります。世界各地の事例を知り、市民一人ひとりにできる防災・減災を考えてみましょう。
○モデレーター
堀潤 ジャーナリスト/8bitNews代表
○登壇者
ナシーム・シャイク インド/「SSP」ファシリテーター/ホワイロー委員会アジア地域共同ファシリテーター
ラファエル・オボンヨ ケニア/UNISDRアフリカユースネットワーク・コーディネーター
リサ・オーロフ 米国/WorldCaresCenter(WCC)代表
大塚 真光子 新潟県柏崎市社会福祉協議会地域福祉課生活支援係長
山本 隆 ピースボート災害ボランティアセンター代表理事
パフォーマンス 「東北から世界へ!」
・伊達の黒船太鼓(保存会)[宮城・石巻市雄勝町]
宮城県石巻市雄勝町の郷土芸能。演目でもある「伊達の黒船」とは、約400年前に石巻市月の浦港を出帆し世界との外交を目指した慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」のこと。雄勝町で建造されたことから、その名が付けられました。伊達の黒船太鼓保存会は、2011年3月11日の大津波により楽器・衣装はもちろん稽古場までが流され、会員も一度はバラバラになりましたが、数々の支援により活動を継続。いまも郷土芸能の伝承を続けています。
・臼澤鹿子踊(保存会)[岩手・大槌町]
臼澤鹿子踊は、約400年前の江戸・寛永年代に海産物の交易にかかわった人々を通じて房州(千葉方面)から伝わったと言われています。舞の種類は、神仏の礼拝祈願、人々や野生鹿の生活を模したものなど、その数は43種類にわたります。特徴は、「ドロの木」を薄く削ったカナガラを纏い、荒々しく、激しい舞。震災を乗り越えて受け継がれる大槌町の伝統を感じてください。
・合唱・映像・ダンス(アート・インクルージョン)[宮城・仙台市]
アート・インクルージョンは障がいのあるなし、年齢、性別、国籍、アートの基礎知識やスキルなどに関係なく”誰も”が“自由”に参加できるバリアフリーなアートプロジェクト。美術やパフォーマンスを軸に仮設住宅を含む仙台市内各所で市民の力を引き出す取り組みを展開しています。今回は2011年4月、仙台の街頭で始めた合唱に参加した団体が「あの時」を振り返りながら、未来に向けて声とからだと映像をつなぎパフォーマンスします。皆さんも一緒に歌いましょう!
























